保存期の過ごし方

慢性腎不全にかかってしまうと現代医学で治療方法はありません。治りません。

あるのは蛋白質、塩分制限がメインの食事制限をしたり降圧剤などの薬を飲んで透析導入を1日でも遅らせる、これしかありません。

透析導入までのこの時期を保存期腎不全(以下、保存期)といいます。

血液透析は週に3回、4時間と拘束がありますし、保存期で食事を考えた生活はとても制限だらけとなります。

透析はしないと死んでしまいますので避けられません。
制限がまだ厳しくない(手を抜いても死に至らない)保存期のうちにやりたいことをやっておくということがはに男の考え方です。

はに男は旅がとても好きです。

透析をしながら旅も無理ではありませんが、旅先で透析をしなければならず健常者や保存期ほどの自由はありません。

はに男は海外をメインに出かけますので、国内旅行よりももちろん疲れます。
更に自炊も難しく旅行中は食事制限がきちんとできません。

海外で安心して透析を受けられる病院がある場所は首都クラスの都市に限定されてしまいます。
(現在、透析可能な病院を調査中)

好きな旅行をやめてまで食事制限に精を出し、できるだけ保存期を延ばし透析に備える。
少し保存期が短くなってしまうかもしれませんが、好きな旅行をしながら、透析に備える。

はに男が選んだ道は後者でした。

何故ならばどんなに保存期で食事などを頑張っても透析導入を避けることはできないからです。

腎不全に効く新しい薬ができるかもしれません。
それは否定できません。
もっと言ってしまうと、腎移植という道もあります。
再生医療も進化するかもしれません。
治療方法ができずに現状のまま変わらずだったらどうでしょう?
ですが、そんなことを考えてもキリがありません。

保存期をどう有効的に過ごすか。
食事を頑張り保存期を延ばす。それも一つの過ごし方。
たくさんの腎臓病患者さんと知り合い、はに男は人それぞれだと思いました。

はに男の場合は、制限を時々緩めながらも
日々の食事制限はできるだけやる。
薬は欠かさず飲む。
血圧のコントロールはしっかりと。
自分の状態(腎機能、血圧、体重など)は常に把握しておく。
おかしいと思ったら休む。場合によっては診察を受ける。

無理をして透析を早めることはないのです。
同時に、保存期が長いに越したことはありませんが、負担になるほど無理をして透析を遅らせることもないのです。

今を楽しく悔いが残らないように過ごす。
これがはに男のコンセプトです。